お祝い行事の品 - 木瓜屋 本店 - 愛知県豊橋市
※このページは愛知県東三河地方(豊橋市・豊川市・田原市・新城市等)の風習に基づき作成しております。地域によっては当てはまらない風習がございますのでご了承下さい。
長寿祝い
還暦(かんれき)祝い
数え年で61歳のお祝い。暦の干支が61年で生まれた年の干支に戻ることからこの名が言われます。赤いちゃんちゃんこ、赤い帽子、赤い座布団に扇子を添えて贈ります。
古稀(こき)祝い
数え年で70歳のお祝い。昔は短命でこの年齢まで生きる人はまれであったので祝いました。紫色のちゃんちゃんこ、紫色の帽子、紫色の座布団に扇子を添えて贈ります。
喜寿(きじゅ)祝い
数え年で77歳のお祝い。「喜」の略字が七が重なるように見えるのでこの名が付きました。紫色のちゃんちゃんこ、紫色の帽子、紫色の座布団に扇子を添えて贈ります。
傘寿(さんじゅ)
数え年で80歳のお祝い。「傘」の略字が八十に見えるところからこの名が付きました。紫色のちゃんちゃんこ、紫色の帽子、紫色の座布団に扇子を添えて贈ります。
米寿(べいじゅ)祝い
数え年で88歳のお祝い。八十八を組み合わせると米になるところからこの名が付きました。黄色のちゃんちゃんこ、黄色の帽子、黄色の座布団に扇子を添えて贈ります。
白寿(はくじゅ)祝い
数え年で99歳のお祝い。白という字に一を加えると百の字になるところからこの名が付きました。白色のちゃんちゃんこ、白色の帽子、白色の座布団に扇子を添えて贈ります。
百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)祝い
数え年で100歳のお祝い。百年一世紀から紀寿とも言われます。桃色のちゃんちゃんこ、桃色の帽子、桃色の座布団に扇子を添えて贈ります。
▲赤色のちゃんちゃんこ
▲紫色のちゃんちゃんこ
▲黄色のちゃんちゃんこ
▲ピンク色のちゃんちゃんこ
▲赤色の座布団
命名祝い
出産の日から7日目の夜に命名祝いをします。命名書に名付け親が名前を書きます。本来は婿方で行ったのですが、最近では産院から退院する日が7日目に当たる場合が多いため嫁の実家で命名祝いをするようになりました。命名書はへその緒と共に、後で保管しておきます。
▲命名書
お食い初め
お食い初めは「箸初め」「箸ぞろえ」とも呼ばれ、赤ちゃんに初めて箸を使って食べさせる行事です。「赤ちゃんが一生食べるものに困らないように」との願いを込めて、生後100日目に行います。男の子なら総朱(そうしゅ)の物を、女の子なら黒内朱(くろうちしゅ)のお膳を用意します。
▲お食い初めのお膳
お宮詣り
生後110日目に氏神様にお参りに行く儀式です(愛知県東三河地区)。全国的には男の子は31・32・33日目、女の子は30・31・32日目に行く場合が多いようです。神社でお賽銭をあげおはらいを受け、祝詞をあげてもらいます。その後、内祝いの品を用意して親戚や仲人を回ります。訪問を受けた側は犬張子を贈って祝います。
▲犬張子
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